有料のものと無料のもの。
これだけ聞くとあなたはどちらを選びますか?
僕も含め、多くの人は無料を選択すると思います。
ただ、ここで少し考えてほしい。
その無料のもの。
いったいどこでだれが作り出したのでしょう。
どれだけの時間とどれだけのお金を費やしたのでしょう。
それを無料で提供するのです。
そこにある意図はなんでしょう。
僕は思うのです。
世の中に産み出され存在しているのなら
きっとそれには時間とお金がかけられているのです。
当たり前のことですが。
その先の商品を考えて、ということはひとまず置いておいて
きっと同じような商品内容なら
安いものを選んでしまう今の日本。
日本が世界1,2を争う経済大国だったのはもう過去の話。
今までは値段の高いもの・優良なものでも選ばれていたと思います。
しかし現在では経済力も落ち購買力も低下。
でも種類だけは過去のまま、なのです。
そうなると各社始めることは値下げ。
こうなるともう止まりません。
値下げのスパイラルに陥り、資金力のある企業は生き残り
そうでないところは潰れていく。まさにチキンレース。
今の日本では様々な業種やサービスがあり
一見すると豊かに見え、何でも選ぶことができそうだけれど
実のところ消費者は安いほうに流れていき
選んでいるようで選ばされている。
いや、選ばざるを得ない、のほうが適正かもしれない。
かつての日本のように本当に選ぶことができ、
それを豊かさ、と取るのであれば今の日本は?
選べる、ということは豊かである。
安さだけを基準にせず、その先にある満足度・価値に目を向けて
選べる豊かさを見直してみてはどうだろうか。
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